本当の気持ちよさを、あなたはまだ知らない

 

本当の気持ちよさを、あなたはまだ知らない

 

いつもしていることが私にとって、或いは、その人にとって当たり前のことなので、

わざわざそれを疑ってみたりはしないものかもしれない。

 

問題が生じない限りは。

 

例えば。

 

一日3回食事をとる

(お腹が空いていなくても3回。)

 

夜、就寝前に入浴をする。

(朝の方が気分が上がるかもしれないのに。夜。だけ。)

 

自分を追い込むような運動を毎日する

(くたくたでも毎日する、絶対する。死んでも、する)

 

一日中、デスク仕事

(アスリートだった時代は忘却の彼方。稼ぐため生きるため)

 

太陽をがんがん浴びる

(皮膚がんになりそうになっても浴びる日焼けはそもそも問題外)

 

ノリのいい音楽を大音量で流す

(耳が疲れるのだが、音楽がないと仕事も掃除も捗らないむしろ静寂が恐怖)

 

ハードなベジタリアン。乳製品もなし。

(ほんとはね、お肉を食べたい日もあるの。最後にミルクティーを飲んだのはいつだった?)

 

絹のパジャマで眠る

(裸で眠るのは、どんな感じ?)

 

例えば。

夕食を抜いて、水分だけ摂って、とっととベッドに入って即、眠ったことがあるのだが。

あんなに気分のいいことがあるだろうか。

その時の目覚めの爽快感は、比較するものもちょっとないくらい。

 

それは、ハードなハードな一日の終わりのこと。

月末でそもそもハードな仕事のスケジュールを倒れそうになりながら消化したあと、隣の町で何かの会議に出席し、そのあとで、いつもの鍼灸整体の先生のところで100分の施術。

思えば、会議と整体はパスしてもよかったのだが、当時は、スケジュールが変更できる、とは考えたこともなかったのだ。

 

で、その時に、体調悪くもないのに夕食を抜く、ということは全く前代未聞なことだったのだが、ほんとに、そこからの帰り道、一瞬でも気を抜くと眠り込みそうというか車を運転するのもやっとという状態だったのだが、朦朧としながら必死で必死で考えて、ベッドまでのミッションを検討。

 

寝る前に必ずしなければならないこと。

 

1 猫さんの餌をやる。

2 自分の水分を補給する(朝から多忙で、よく憶えてないがひょっとしたら昼ご飯も食べてないかもなので)

 

この二つだけを頭の中で繰り返しながら必死の思いで帰宅して、

 

1番完了

2番完了

ミッションコンプリート!

 

それでも、着ていたスーツを脱いだ!(偉いぞ!ハンガーにかければ更によしっ)

 

そのままベッドへ。

寝落ちである。

 

 

 

この時にしなかったことは、

 

夕食食べる

歯磨く

化粧落とす

シャワー浴びる

パジャマ着替える

猫さん遊ぶ

メール等チェック

新聞読む

目覚ましアラームセットする

就寝前のストレッチまたはヨガ

読書する

 

こんなに。たくさん。たくさん。。。

 

病気の時には当たり前なのだろうが、単なる疲れを理由に寝る前のタスクをしないことって、この時が初めてで、まだ2回目はない。だけど。

 

夕食を抜いて、水だけ飲んで眠る。

 

これが信じられないほど、気持ちがいい。

 

夜8時過ぎに就寝して、目覚まし時計なしで、翌朝8時過ぎに自然覚醒。

 

ぐっすり眠った感があって、全身の細胞が若返ったというか、生き返った感じで。

幸せでしたね。

 

たぶん、普段は夕食の分量が多いのだと思う。

 

たまには、「夕食抜きでとっとと眠る」をやってみたいのだが、なかなか、食欲があるのに食事を抜くのは辛いものがありますな。(食い意地ともいう)

そしてそれを例えば月に2、3回とか実行できたら、どんなにか身体は楽になるだろう。

 

ホントの気持ちよさを、私はまだ知らない、かも。

loveだよ、love

 

 

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