コーヒー離脱後15か月を過ぎて

 

 

コーヒー離脱後15か月を過ぎて

(2017年8月16日の記録)

 

かれこれ10か月前(離脱後5か月)に、次のように記した。

 

~~引用ここから~~

 

厳しい離脱症状(禁断症状)のなかで、以下のようなことを考えた。

 

コーヒーをやめると、いいことがたくさんあります

白髪が減り、しわ、しみ、たるみが減少し、肌はしっとり透明感が戻り、

皮膚は白く、唇や頬はバラ色に、

身体はしつこい疲労感から解放され、ぐっすり眠れるようになり、

精神は安定し、静寂と平安の中にいられるようになり、

いつも機嫌よく、

瞑想(TM)はものすご~く深くできるようになり、直観力がさえわたる。

~~引用ここまで~~

 

珈琲なくしてなんの人生ぞ!

というほどのコーヒー愛の人だったが、

離脱を決心した直接のきっかけは、昨年5月から開始した瞑想(TM)を

さらに深く実践したかったから。

なのだが。

 

瞑想開始後10日目くらいに、瞑想の先生から、

「コーヒーを飲んでいるとそれ以上瞑想は深くなりません」と言われたの。。。

しかしそれだけでは、なんとなくつまらないというか、物足りないというか、

いや、実は瞑想が深くなるだけでもう充分なのだが、

激烈な離脱症状に耐え最後まで戦い抜くためにも、

もう少し何かあるとすごくうれしいはず!と思ったので、

上記(いわゆる現世利益の追求ですね)を励みにしようとしたのだった。

 

で、このほど、検証を行うものである。

 

・白髪の減少  恥ずかしながら我慢できなくて染めてしまったので、効果は不明

・しわ、しみ、たるみの減少  しみは変化なし

しわ・たるみは、体重が増加したため改善したので、これが断コーヒーによるものかは不明

・肌のしっとり感透明感  特に変化なし

・美白度  変化なし

・血行改善(唇・頬の色味)計測不能(気分、表情で異なるため)

・疲労感  激減!!

・熟睡度   コーヒーやめる前とは段違いにアップ。しかし、10か月前(離脱後5か月)より向上しているかどうかは不明

・精神安定度 コーヒー飲用時を20とすると10か月前は50くらい。現在は80くらい 素晴らしっ

・静寂と平安 いい感じに落ち着いている

・機嫌の良さ もはや以前のように意味もなく不機嫌ということはない

・瞑想は深くなったか   測定困難。しかし、日々深化している実感はある。

これが日々の実践によるものなのか、コーヒーを排除したことによるものかは不明

 

以上を総括してみると、美容上の変化は微妙。

というのも顔立ちというものはすなわち表情がほとんどであって、

それはその日の体調や気分に非常に影響されるものであるので、効果測定が困難だから。

ただし、別人のように美しくならなかったことだけは確か。

(いやいやいやお恥ずかしい。何を期待していたのか意味不明。)

 

健康上の変化も微妙。

体調は明らかに向上したのだが。断コーヒーによるものかは不明。

なぜならば、コーヒーをやめるとほぼ同時期にアーユルヴェーダ(インド式医学)の食生活に変えたために、

それまで10年以上断っていた牛乳を飲むようになったり、

きのこ類をやめたり、

玄米を白米に変えたり、いろいろ変更があったために、

この体調の良さが、どのくらいコーヒーをやめたことと

因果関係があるのかはわからない

 

しかし、総じて、副次的効果かも知れないにしても、

眠りが深くなったことと、気分が安定してることで得られたものは

無限大である。

 

いうなれば、走るために目の前にぶら下げたニンジン(現世利益、美容目的。白髪に効くとか、美白とかしみしわの減少など)などもはや問題ではないくらいに、

熟睡できるようになったことの効果は果てしなく、

美容は全く二の次と言えるくらいに

精神が安定して、こころの成長著しいものがあったのだ(と思いたい)

 

眠りが深くなったことに関してだが、思い起こせば、瞑想を始めた理由の中に

「睡眠時間を減らせる」

というものがあって、すなわち、

瞑想によって心身のストレスが解消される結果、睡眠も短くて済むようになるし、

その分ぐっすりと眠れるようになるというものである。

 

はて、

 

ぐっすり眠れるようにはなったのだが、時間短縮には至ってない。

瞑想の教師に質問したところ、

「まだ疲れが取れてないというか、根深いストレスが解消されてないからかもしれません。

眠りたいときは眠るのがよいのです。

疲れてるときは休むのがよいのです。

疲れとかストレスから回復したら、もしかしたら短時間睡眠というような希望が叶うかもしれません、、、

でも、別にわざわざ時間短縮を目指さなくても よいのではないですか」

 

うーん。

 

そうかも。

 

いや、そうでないかも。

短時間睡眠を望んでいるというよりは、

時間を有効に使いたい、という目的があって、

そのためには一日のうちの7時間なり8時間を睡眠にあてるよりも

これが5、6時間ですむようになるなら、とてもうれしいことではないか。

 

起きている時間が2、3時間増えることによって、

その時間を例えば読書とか或いは仕事でもよいが、

他のことに使うことが出来る。

 

が、しかし、

気持ちの良い深い睡眠と交換できるどんな読書があるというのだろうか。

読みたい本を全部読了するのがそもそも不可能な話であるのならば、

数パーセント余分に読めたからといって、達成感はあるだろうが、

良質な睡眠と引き換えにできるほどのものなのか。

 

仕事も同様である。

 

緊急事態に対応する時を除けば、

数時間或いは数日、早く納品できてもできなくても

大勢に影響はないのではないか?

 

そして気付いたのだが、

かつては(珈琲やめる前)一日にいかにたくさんのタスクを詰め込むかに情熱を燃やしていたのに、

いまや、そんなことはどうでもよいのだ。

 

そんなことよりも、  ぐっすり眠ることの方がはるかに重要である、

とさらっと言える自分に生まれ変わっていた!

 

なんと、まあ!

 

人生はどう転ぶかわからない

人生、love。珈琲もlove。loveだよっ!!

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