健康法としての冷えとり生活

 

健康法としての冷えとり

 

冷えとり生活を、何年も続けている、という方々と遭遇した。

 

たまたまそのような場所であったので、そこには、そんな方が約3人。

 

私も、過去に数年間、ゆるい冷えとりを実践したことがある。

 

 

こんな感じ。

 

夜寝るときだけ靴下4枚(絹・綿・絹・綿)

半身浴は42度くらいの暖かいお湯で2、30分

または、44度くらいで、10分くらい(高温半身浴と命名)

小食で、野菜は根菜中心。 動物性のものはあまり摂らない

 

上記は、いわゆるなんちゃって冷え取りといったもので、都合のいいところだけ取り入れているので、もはや、本家のルールを逸脱している。

 

本当は、

 

昼間も夜同様あるいはそれ以上にたくさん、靴下をはく。スパッツとかも数枚(もちろん夏でも)

その代わりに上半身はできるだけ薄着で、首回り、手首は露出。

半身浴は38度位のぬるい温度で、数時間でも半日でもお好きなだけ。

食べ過ぎ厳禁。

 

どう考えても実際的ではないので、自分で都合のよいところだけ、採用した訳だ。

がんの再発が懸念されていた時代のことだが。

 

万病に効く冷えとり健康法というので、全ての病気に効くのである。

 

であるならば、体調の不具合が解消された時点で終わりにした方が良いのではないか。

もしも、終わりにした時点で体調がまた悪くなるのであれば、治ってなかったということだろう。

一生、その生活を続けるのはいかがなものか

 

実践してる人達を否定する気は全くないのだが、大変そうなこと甚だしい。

どうも活動的ではない感じである。

 

これをしないと健康になれない、強くなれない、社会生活ができない等々、自分のエネルギーを病気から守り逃げることだけに使うのはどうなのか。

折角の人間としてのパワーを、そのことだけで使い果たしてしまってるのではないか

これをしないとだめ、と思うことは、自分のキャパシティを自分で制限してることと同じなのではないか

制限ばかりしていたら、本来持っていた活力は、どんどん衰えていってしまうのではないか

 

他の流派の食生活改善系の人たちからも、同様の空気を感じたことがある。

 

ひとことでいうと、どことなく生気がなくて、弱そう。。。

ふんわりしていて優しそうなのだが。

 

ただ、提唱者は、一生続けるものと言っている。

 

ハートにあるのは、Love、love、loveですよ。

 

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